経理・税理関係で使われるバインダー

経理や税務関係では横型あるいは縦型のバインダーが使われているようです。

横型のほうが使われる頻度が多いようで、これは時系列的に一か月や一年もしくはそれ以上にわたる金銭の動きを記録するためです。

また、出納の項目が多いと必然的に横に長いほうが便利だということもあります。

例えば会社での毎日の収入や支出では収入はひとつの欄でいいのですが、支出となると交通費からはじまってさまざまな項目が発生しますから、とても縦型では収まり切りません。

そして、勧進帳のような横長のバインダーがその会社のお金の動きを克明に記録しています。

そこで、税務監査などが入った場合、そのバインダーを税務署員に見せれば一目で収支の状況が把握できます。

この項目の金額が異常に多いのではないかなどと厳しいつっこみが入ったりしますが、そこは正しい理由を説明すれば税務署員に納得してもらえます。

このように会社の経理や税務関係では特に横型(E型)のバインダーが必要になります。

たまにはA4縦型(S型)のバインダーを使用して、その中の横長の紙を二つ折りや三つ折りにすることもあるようですが、これも一案で、こうすれば省スペースにはなります。

いずれにしてもここで言いたいのはバインダーが経理や税理の分野で使われることですが、それにしてもその中身で収入の欄に記載する金額は大きいほうが経営者には望ましいことで、その逆に支出欄の各項目の数字が小さければ収支の結果は黒字になる公算があるので、経営者はこのようなバインダーを毎日一喜一憂しながら睨むことになるのです。

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