元来これは文字を書くためなのですが、イラストも漫画も描こうと思えば描けます。
しかし、さらに発想を広げれば別の使い道が見えてきます。
それは、ルーズリーフの紙に写真を貼りつけるのです。
写真の記録は余白に記入することができますから、これは記録用の写真帖になります。
この使い方はことさら新しい発想ではなく、多くの工事記録写真はこのようにして保管されています。
例えばある官庁では道路工事の際に、発注先の工事業者が記録のために撮影した写真をルーズリーフバインダーに貼りつけて、それがどこのどのような工事なのかを克明に記録するような指示を出すようです。
そうすれば、その道路工事の進捗状況が克明に分かりますから、納得がいくのです。
これは決まり事ではなく、工事業者次第でどのような形式でもいいのでしょうが、分かり易いのがルーズリーフバインダーの記録写真帖のようです。
そして、さらに進んで工事記録報告書になると、本格的な横長B4判のバインダーが使われるそうですが、その時にはこの写真をはがして、転用するのです。
このような記録写真帖はその意味では一時的なものかも知れませんが、これをプライベートに応用すれば、庭の四季折々の木や花の移り変わりの写真を貼った記録写真帖を作ることもできますし、子どもの成長記録の写真帖にもなります。
ルーズリーフバインダーの写真帖が便利なのは、余白に自在に字が書けることで、これは写真アルバムではできないことです。