バインダーで布地見本帳を作る

バインダーの使い道は考えればいくつもありそうです。

あるファッション関係の女性はバインダーを布地見本帳にしたそうです。

つまり、A4サイズの紙にたくさんの布地の切れ端をのりで貼って、それをバインダーに入れているのです。

布地の見本帳は当たり前ですが、このバインダーの布地見本帳は少し異なります。

つまり、布メーカーの布地見本とは違い、さまざまなメーカーの布地があるのです。

そして、これが寒色系から暖色系の順になっていて、さらに柄による区別もされています。

こうなると世界中の(少しオーバーですが)布地が一堂に会した感があります。

これはファッションコーディネイトで使うのだそうですが、そのためには中身を取り出してあれやこれやと並べたりして、色と柄の取り合わせを考えるのに便利とのことです。

印刷物のカラー見本帳がありますが、そのような単純なものではなく、それを見るとまるで別の世界にきたような感じがするのは不思議です。

例えばツーピースの洋服の場合、スカートの色がこれだと、上はこの色の系統があの人には似合うとか、格子縞模様のバリエーションも自由に組み合わせることができるのだそうです。

これはまさに発想の泉のようで、本人も使ってみて実に多種多様な組み合わせがあることに改めて驚いたとのこと。

つまり、まさしくオリジナリティ豊かなファッションの世界が小さなバインダーの中につまっているのです。

この人は友達から端切れをもらい、それをこのバインダー布地見本帳に追加していますが、間もなくバインダーの中身が一杯にあるので、2冊目を作るそうです。

コメントを残す