クリップファイルという事務文具があります。
一枚の板状のものですが、手で持つ上部にバネがついていて、そこに紙や書類を挟んでしっかり留めます。
実物を見れば何だこれかと納得されるでしょう。
道で通行人にインタビューをしたりアンケートをとる作業でクリップファイルを片手にしている人を見かけます。
また、町内会などで回覧物を回し読む時にもこのクリップファイルが使われます。
また、クリップボードとも呼ばれるようですがこれもその原理を考えればバインダーの一種と言えるでしょう。
つまり、紙類を表紙がないバインダーに留めるのがクリップファイルで、ここではクリップがバインダーとして重要な役目をします。
このクリップファイルをあえてバインダーと呼べば、実に便利な日用品になり、光熱費などの明細請求書をこれに挟んでおけば紛失の恐れはありませんし、さまざまなメモ類をまとめて挟み込むこともできます。
本格的なバインダーを使う前の段階でクリップファイルはいろいろな局面での簡易式バインダーと言えるでしょう。
例えば友人を集めて家庭麻雀を楽しむ時に点数をつける紙をクリップファイルに挟むとか、その用途はさまざまですし、何よりも頑丈にできていますから長持ちします。
どうでしょう、クリップファイルもバインダーの一種だと納得していただけたでしょうか。
そして、クリップファイルの応用や実用の分野は極めて広いので、新しい使い方をそれぞれで考えてみましょう。
使ってみると便利さにお気づきになると思います。