バインダーのいろいろな意味を知ろう

バインダーは日本で生まれたのではなく、遠く明治時代に海外から入ってきました。

その先はアメリカのようで、したがってbinderが語源であり、和訳されないでそのままの呼び名で現在に至っています。

ところで、バインダーと聞くと私たちは事務や文具の紙類を綴じるバインダーを連想しますが、英語でのbinderあるいはIT分野でのoffice binder(オフイスバインダー)にはまったく異なった意味があります。

ここでは通常のバインダーから離れてバインダーのいろいろな意味について見ることにしました。

まず、binderには「縛るもの」「結ぶもの}の意味がありますから、機械などでは例えば農機具の稲刈取り機の刈り取った稲を束ねる部分をバインダーと言います。

また、化学の分野でのバインダーは接着剤や固着材の意味になります。

これは物と物をくっつけるところからきています。

さらに、爆薬の表面をコーティングする合成樹脂もバインダーと呼ばれるそうです。

このように、その方法や目的は異なっても、物をまとめることができる道具類は大きな意味では全部がバインダーなのです。

なお、binderには結束させるという意味もあり、バインダーはあなかなか幅が広い言葉なのです。

しかし、普通の日常生活や社会活動の場でのバインダーは私たちが最初に思い浮かべる事務用品や文具のバインダーであり、これは諸外国でも変わりはありません。

なお、オフィスバインダーとはマイクロソフト社が開発したコンピュータの文書管理用ソフトの名称です。

このようにここでは雑学的にバインダーのいろいろを考察しましたが、ご参考になれば幸いです。

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